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医療安全について考えさせられた [病院&医者の話]

先月、日本整形外科学会スポーツ医学会@徳島に参加しました。
韓国整形スポーツ医学会との共催?だったのですが、
台風に伴う関空のトラブルで外国人が来日することができず、
かなりの欠演が出てしまったというのがすごく残念でしたが…
弘前大の石橋先生による医療安全に対する教育研修公演が、
すごい切れ味で非常に心に残りました。
数年前のJOSKASで、当時大阪労災病院の堀部先生が行った医療安全講演以来の衝撃でしたね。


ご自身のトラブルケースの供覧はもちろんのこと、
WHO患者安全カリキュラムの紹介も含め、
基礎から実践まで幅広く網羅して頂きました。
リスクオフのために、専門性の追求やテクニカルスキルの追求は必須だが、
自己管理や社会性といったNon-technical skills(NTS)がより重要であり、
WHOのカリキュラムにはNTSの記載がほとんどであるそうです!
NTSの詳細はこちらを⇒ https://resilient-medical.com/medical-safety/non-technical-skills

ってわけで、良い医療従事者とは…
・高い診断能力と技術
・それにプラスして(人間性など)が優れていること
ということになりますね。
医療安全に気が向く際には、各論に注目しがちなのですが…
人間としてのベースが、最も大切だということを教えて頂きました。


その一方、症例供覧では細かいTIPSを紹介してくださったり。
・関節鏡は低侵襲だが、低リスクではないこと
・新たな手技・機械の出現は、新たな合併症を生じること
など、当たり前ながら日常で流してしまっていることなど、
幾つかの気づきを頂きました。
また、こんな厳しいお言葉まで…(#+_+)


「普段いくら良い医療、優れた医療をしていても、医療ミスの責任が緩和されるわけではない」
「ゴールド免許を更新し続けても、一度の赤信号無視で死亡事故を起こしたら厳しい裁きを受ける」


質の良い医療を積み重ねているという自信があっただけに、
自分の中で、万が一ミスを起こしても救われるんじゃないかな?
という甘えがあったのも事実です。
その甘えは捨て去らなくてはいけませんね!


当たり前のことではありますが…
改めて気を引き締めたいと思います。



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