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革新的なギアによる「歪み」をつくことの価値 [スポーツ一般]

つい先程まで箱根駅伝を見ていて、思ったこと。
今回の大会では多くの区間新記録が出たのですが…
その影にNikeの新しいシューズの存在がありました。
Nike ズームヴェイパーフライ4%







往路では5区間中4区間でこの靴を履いた選手が区間賞を取り、
復路も僕が確認し得ただけで、7区青学&8区東海の選手がこれを履いて区間賞を取ってました。
マラソンシューズは軽さが命!
という概念をガッツリ覆して厚底のソールを作り疲労軽減に役立てるとともに、
厚いソール内にはカーボンを入れ込んで、反発力を高めるというコンセプトのようです。
これ、そのうち国際陸連で制限が議題に上るようなコンセプトかもしれませんね(^_^;)


この靴は、昨年から東洋大学ともコンビを組んで話題になっていたのですが、
アフリカのトップランナーたちがこの靴を履いてマラソンで素晴らしい記録を出しまくり、
設楽選手と大迫選手も、この靴で日本記録を更新しました。
フルマラソン3〜4時間という市民ランナー層でも評判のアイテムとなっています。
こういったアイテムをいち早く取り入れた選手たちがハイパフォーマンスを見せたため、
今回の箱根駅伝では好記録が続出したという考察もなされているようです。


アルペンスキーでも99−00シーズンにカービングスキーが出てますし、
2008年の北京五輪では水泳でスピードレーサー騒動がありました。
前者は初心者向けのコンセプトのギアが、トップレーサーでもタイム短縮につながったこと、
後者は水流抵抗を減らすための素材競争だったのが、身体自体を圧迫して抵抗を減らすこと、
というような、常識の逆方向からの発想が競技力の向上に繋がりました。
また、これらのギアが出現した過渡期においては、
いち早く取り入れた選手と乗り遅れた選手の間に大きな差が生まれてしまいました。



医療の世界でも、ビジネスの世界においても、スポーツの世界でも…
このような歪みをいち早く見つけることが、勝ちに繋がる大切な要素になっているのです。
それにしてもナイキのマーケティング戦略ときたら…スピード感とインパクトがあっていいですね!








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